下肢静脈瘤の日帰り手術

安心で安全な
当院の下肢静脈瘤の治療

当院では、年齢や重症度に関係なく、すべての方に最も楽に、早く、確実に、そしてきれいに下肢静脈瘤を治せる、最新の血管内レーザー治療を行っております。当院院長の行う治療の特徴は、圧倒的な症例数、経験数の違いです。以前から他院で断られた再発症例や高難度を多く経験しているため、対応できない下肢静脈瘤はないです。また、一度の手術で完結できるようなレーザー治療をいつも計画しています。

1.早くてきれいな「安心な手術」

3000件の経験を重ねる中で術式に工夫を重ね、手術時間は平均15-25分と全国平均(約60分)の半分以下です。手術をスピーディに行えるのは、術者の技量と最新の機器が揃っているからこそです。
また傷の美しさにも自信があります。当院では、95%の方にレーザー手術に加えて術後すぐきれいになる「スタブ・アバルジョン法」を併せて行っております。一日でも早く、足が軽く、そしてきれいになって頂きたいとの気持ちで治療を行っております。

2.合併症が少ない「安全な手術」

手術は早ければ良いというものではなく、きちんとした治療実績と安全性が重要です。私の手術では合併症は約0.1%であり、いずれも軽症です。また再発は0.08%でした。
また私は針穴から全ての手術を行いますので、今まで手術が不可能だった症例はありません。針穴だけで手術を行っていますので、縫う必要もありません。心臓疾患などで血液サラサラの薬を内服されている方、90歳代の方でも、安全に手術を行うことができます。

3.弾性ストッキング

医療用弾性ストッキングは、段階的な圧力構造であるため、足先から頭に向かう静脈をサポートします。補完治療として使用されています。市販弾性ストッキングと異なる点は、医師の指示に従って使用すること、圧力の大きさです。下肢静脈瘤の治療では、最大の圧迫圧は30-40mmHgです。一方、市販弾性ストッキングは10-15mmHgです。医療用弾性ストッキングを使用することにより、下肢静脈瘤の悪化を防ぎ、症状緩和を期待できます。

下肢静脈瘤の治療費用

  1割負担 3割負担
硬化療法 約5,000円 約15,000円
レーザー治療(片足) 約13,000円 約40,000円

予約予約

下肢静脈瘤とは

下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)は足の静脈が拡張した病気です。
下肢静脈瘤は良性の病気ですので、命の危険はありませんので安心して下さい。しかし、足のだるさやつり、むくみなどの症状が慢性的におこり生活の質(QOL)を低下させます。また足がぼこぼこすることにより美容面で気にされる方も多いです。炎症を起こすと色素沈着したり、皮膚が破れる潰瘍(かいよう)ができ重症になることがあります。特に、糖尿病の方が下肢の感染が原因で切断となることもありますので注意が必要です。

下肢静脈瘤の原因

下肢静脈瘤は足の“血管”の病気です。下肢静脈瘤は、この静脈の弁が壊れることによっておこる静脈独特の病気です。弁が壊れてきちんと閉まらないために下流の静脈に血液がたまり、静脈がこぶ(瘤)のようにふくれてしまいます。
また、汚れた血液が足にたまるために、むくみやだるさなどの症状が起こります。弁が壊れる原因には遺伝や妊娠・出産、長時間の立ち仕事などがあります。

下肢静脈瘤の症状

下肢静脈瘤のおもな症状は、ふくらはぎのだるさや痛み、足のむくみなどです。これらは1日中おこるのではなく、長時間立っていた後や、昼から夕方にかけておこります。夜、寝ているときにおこる“こむら返り(足のつり)”も下肢静脈瘤の症状です。また、湿疹や色素沈着などの皮膚炎をおこす事があります。皮膚炎が悪化すると潰瘍ができたり、出血することがあります。
私の経験上、両足に下肢静脈瘤のある方は足のだるさに気付かない方がとても多いです。片足治療されてこんなにも足が軽かったのかと喜ばれる方がほとんどです。
しかし、足の症状が全部、静脈瘤のせいかといえば、そういうわけではありません。静脈瘤が多い50-60歳ぐらいの方は、変形性膝関節症や脊柱管狭窄症などの整形外科の病気のこともよくあります。
不安な症状があれば、外来で相談してください。

  • 足の血管が浮き出て見える

  • ふくらはぎがだるい・重苦感

  • 足のむくみ

  • 足のこむら返り(つり)

  • 足がほてる・熱く感じる

  • 足のむずむず感・不快感

  • 足のかゆみ・湿疹

  • 足の色素沈着

  • 足の潰瘍

下肢静脈瘤以外の病気の症状

  • 足が冷える・冷たい

  • 階段の昇り降りがつらい

  • 正座が出来ない

  • 歩くとふくらはぎがだるくなる

  • 足がしびれる

  • 足のうらが砂利をふんでいるよう

  • 冬になると足がかゆい

下肢静脈瘤の種類
-軽症状と伏在型

下肢静脈瘤は2種類(伏在型静脈瘤と、それ以外の軽症静脈瘤)に分けられます。
レーザー治療が適応になるのは伏在型静脈瘤です。
下肢静脈瘤が徐々に悪化して静脈のこぶが大きくなり、盛り上がります。だるさや疲れなどの症状が起こるのもこのタイプで、進行した場合は手術による治療が必要になります。
軽症静脈瘤の代表は、くもの巣状静脈瘤で、赤い血管がクモの巣のように皮膚にひろがって見えます。中高年の女性の方に多く、症状はほとんどありません。くもの巣状静脈瘤が進行して伏在型静脈瘤になることはありません。しかし、くもの巣状静脈瘤と伏在型静脈瘤が同時におこることがあるので、伏在型静脈瘤があるかどうかを超音波検査で調べます。

下肢静脈瘤の検査

下肢静脈瘤の診断には超音波検査(エコー検査)とCTを行います。超音波検査は体への負担がなく、痛みがないため繰り返し行うことができ、血液の流れが見えるので静脈弁の異常があるかどうかが正確にわかります。CTの検査では下肢静脈を3D構成しそれぞれ患者様に合わせた治療を選択するのに非常に有用です。

下肢静脈瘤の治療法

下肢静脈瘤はすべての方が必ずしも治療が必要というわけではありません。下肢静脈瘤は良性の病気であり、放置しておいても血栓の心配はなく、全身への影響はありません。下肢静脈瘤の治療が必要な場合は
1)外見が気になるか
2)症状があってつらい
3)皮膚炎をおこしている
場合にかぎります。
逆に言えば見た目が気にならず、症状や皮膚炎がなければ治療は必要ありません。ただ両足に下肢静脈瘤のある方は足のだるさに気付かない方がとても多いです。片足治療されてこんなにも足が軽かったのかと喜ばれる方も多いです。また治療をすると弾性ストッキングを履いたり、足を高くして寝たりする努力も必要ありません。若い方で、立ち仕事の方は、現在、症状がなくても、将来必ず悪くなりますので、治療が必要な場合があります。
下肢静脈瘤の治療法には弾性ストッキングを使う圧迫療法、注射で静脈を固める硬化療法、そして手術の3つがあります。現在はレーザーで静脈を焼く血管内レーザー治療が主流です。レーザー治療は2011年にすでに保険適用となっていますが、使用できるレーザー装置は波長980nmレーザーのみでした。以前のストリッピング手術(血管を引き抜く手術)に比べ、レーザー治療は局所麻酔で日帰りにて治療ができ、痛みが少ないという長所を持っています。しかし、従来の保険適用レーザーでは一部の方に痛みがでたり、治療した太ももに皮下出血がおこることが問題となっていました。2014年に新しい下肢静脈瘤の治療が保険適用となりました。波長1470nmレーザーによるレーザー治療です。従来の保険レーザーと較べて治療後の痛みや皮下出血が非常に少なくなっています。当院では最新の波長1470nmレーザーを使用しております。

スタブ・アバルジョン法
−最小の傷による手術

実は、患者さんが気にしている足のコブはレーザー治療のみでは完全になくすことはできません。スタブ・アバルジョン法(Stab avulsion)は、針穴から特殊な器具を使って静脈瘤を切除する方法です。傷が小さいため縫う必要がなく、跡が残りません。レーザー手術とこの方法を組み合わせることによって、初めて静脈瘤をきれいに治療することができます。

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